バンドルカードのポチっとチャージ・リアルプラスの審査に落ちた原因を解説

バンドルカードは、アプリのダウンロード数が1000万を突破するなど、非常に人気のあるサービスです。

しかし、後払い方式のポチッとチャージやリアルプラスの審査に落ちてしまい、利用できない方もいます。

バンドルカードでは、審査内容や審査落ちの原因については開示していません。
この記事では、以下の項目について詳しく解説しています。

• バンドルカードの審査に落ちた原因
• バンドルカードの審査について
• バンドルカードの審査に落ちた場合の対処方法

この記事を読むことで、バンドルカードの審査通過率を上げる方法を理解できます。
バンドルカードを有効活用したい方は、ぜひ参考にしてください。

バンドルカード「ポチっとチャージ」の審査に落ちた原因

ポチッとチャージは後払い方式のため、チャージするためには審査に通過する必要があります。
しかし、バンドルカードアプリの画面に

というメッセージが表示された場合、それは審査に落ちたことを意味します。
ただし、審査に落ちた具体的な理由は表示されません。

その場合、理由を推測することになりますが、以下のような原因が考えられます。

これらの原因を自分の状況と照らし合わせ、考えられる理由を推測します。
それぞれの理由について、順に解説していきます。

1人で複数アカウントを所持していたことが発覚した

まず、バンドルカードで所有できるアカウントは、1人につき1つだけです。
バンドルカード利用規約には、下記のように明記されています。

第2条（本アカウントの発行）
1.本アカウントは原則として1人につき1つのアカウントを保有するものとします。

(引用：バンドルカード利用規約)

したがって、複数アカウント作成は規約違反により、審査落ちにつながります。

海外の電話番号でバンドルカードに登録している

バンドルカードに登録するには、電話番号が必要になります。
その際、海外の電話番号を使用することはできません。

バンドルカード利用規約では、下記のように記載されています。

第2条（本アカウントの発行）
1.本サービスは、日本の携帯電話番号を有する端末向けサービスとなります。これ以外の端末でのご利用はできません。

(引用：バンドルカード利用規約)

未成年が保護者の同意を得ていない場合

バンドルカードの登録に年齢制限はありませんが、未成年者が保護者の同意を得ていない場合、承認されません。

バンドルカードの利用規約には、次のように記載されています。

第3条（本カードの発行）
2.申込者が未成年の場合、本カードの申込にあたり親権者の同意を得るものとします。

(引用：バンドルカード利用規約)

この規定は、未成年者がスマホ決済を利用してトラブルが発生した事例に基づいています。

国民生活センターによると、アプリに登録したクレジットカードやキャリア決済(d払いなど)を通じて、子供がゲームで多額の課金を行うトラブルが多く報告されています。
(参考：未成年の子どもがスマホゲームで高額課金してしまった！(消費者トラブル解説集)_国民生活センター)

1つの端末で契約者以外のアカウントを作成した

前述の通り、バンドルカードでは1人につきアカウントを1つのみ作成できます。

しかし、1つの端末に対して契約者以外の方がアカウントを作成することも認められておりません。

本人以外の方が利用した場合、第三者による不正利用とみなされる可能性があり、その結果として利用停止になる可能性があります。

バンドルカードの利用規約には下記のように記載されています。

第18条（盗難・紛失・不正利用等への対応）
1.当社が本カードの盗難、紛失、第三者による不正使用の発生又はそのおそれがあると判断した場合及び当社がその他事由により本サービスの提供が不適当であると判断した場合、当社は、本サービスの利用を停止する場合があります。

(引用：バンドルカード利用規約)

ポチっとチャージの利用限度額を超えた

ポチッとチャージでは、不正利用のリスクを軽減するために上限額が設定されています。

1回あたりのチャージ可能額は3,000円から50,000円です。

上限額に達していなければ、何度でもチャージできますが、既にチャージ上限金額に達している場合は、チャージすることはできません。

その場合、利用した分を支払うことで上限額が復活します。

バンドルカードで過去に支払い遅れがあった

ポチッとチャージの支払い期限は翌月末です。

バンドルカードでは、前月分の支払いが完了していない場合はチャージができません。
また、支払い期限を過ぎたものがある場合もチャージは不可能です。

さらに、チャージ可能額は利用状況によって異なりますが、滞納があると利用状況が良くないと判断され、審査に通らないことがあります。

審査を行うGardia株式会社のサービスで滞納したことがある

バンドルカードを運営しているのは株式会社カンムですが、審査を実施しているのはGardia(ガルディア)株式会社です。

Gardia株式会社は保証会社であり、事業者向けにリスク保証サービスを提供しています。
バンドルカードはGardiaの決済サービス「ガルペイ」を使用しています。

Gardia株式会社は、バンドルカード以外にも様々なサービスと提携しています。
主な提携サービスは以下の通りです。

これらのサービスを利用し支払いを滞納した場合は、バンドルカードの審査に影響が出る可能性があります。

バンドルカードの「リアルプラス」の審査に落ちた理由

バンドルカードでは、物理カードである「リアルプラス」の発行も可能ですが、本人確認と審査が必要となります。
リアルプラスはオンラインショップだけでなく、国内外の実店舗でも利用できます。

リアルプラスカードの審査に落ちた場合、その理由は開示されませんが、審査落ちの主な原因は以下の項目に関連している可能性があります。

それぞれの原因について、1つずつ検証していきます。

本人確認が承認されなかった

リアルプラスカードを発行するには、本人確認手続きが必要です。
本人確認が承認されるためには、以下の条件が満たされている必要があります。

特に、住所が申込時の入力情報と一致していることが重要です。
番地や部屋番号が抜けていると、承認されません。

利用実績などから収入が低いと判断された

リアルプラスはプリペイドカードであり、クレジットカードではないため、審査時に収入が問われることはありません。

しかし、リアルプラスの利用可能額は他のカードより高めに設定されています。
リアルプラスのチャージ上限額は、以下の通りです。

貸し倒れリスクが高い傾向があるため、バンドルカードの利用実績を基に返済能力が判断されている可能性があります。

前払いチャージ金額や利用金額が低い場合、または支払いが遅れがちな場合、収入が低いと判断され、結果としてリアルプラスの審査に落ちることがあります。

バンドルカードの利用実績が少ない

バンドルカードの利用可能額は、利用実績に基づいて決定されます。
また、リアルプラスの審査基準にもバンドルカードの利用実績が影響します。

そのため、アカウントを開設して間もない場合は、リアルプラスの審査に通りにくくなる可能性があります。

アカウント開設後の期間が長くても、その間の利用回数や利用金額が少なければ、審査に有利に働くことは難しいです。

このような場合は、バンドルカードを積極的に利用し、期限内に支払いを完了させることを何度か繰り返すことで利用実績を積み上げた結果、審査に通りやすくすることができます。

支払い遅れ・遅延などのネガティブな履歴がある

利用履歴が豊富にあったとしても、単に履歴があるだけでは不十分です。
その履歴の内容や質が重要です。

例えば、利用履歴にネガティブな記録が含まれている場合、それは逆効果となり得ます。
ネガティブな履歴には、以下のような状況が含まれます。

これらの記録があると、バンドルカードからの信用が低下し、審査に通るのが難しくなります。

また、リアルプラス申込時にポチッとチャージの支払期限を過ぎている場合、カードが一時停止状態になっているため、リアルプラスカードの発行はできません。

バンドルカードの審査は信用情報は確認されない

バンドルカードの運営会社である株式会社カンムおよび審査を実施しているGardia株式会社は、貸金業者ではありません。

バンドルカードはプリペイドカードであり、クレジットカードではないため、審査時に信用情報の確認は行われません。

また、株式会社カンムとGardia株式会社は信用情報機関に加盟していませんが、将来的には信用情報機関との連携も検討されているようです。

バンドルカードの審査はブラックリストでも通る？

通常、クレジットカードやローンの審査では、ブラックリストに載っている場合、審査を通過する可能性は非常に低いと言えます。

バンドルカードは「クレジットカードが作れない人でもカードを持てる」というコンセプトで運営されています。

そこで気になるのが、ブラックリストに載っていても審査に通るのか、という問題です。
実際、X(旧Twitter)上で下記のような疑問をつぶやいている方がみえました。

バンドルカード（クレカ）が一番ハードル低いのでどんなブラックの人でも持てると思います 無理でしたらすいませんm(_ _)m

(引用：X(旧Twitter))

前述した通り、審査の際にも信用情報は確認されません。

そして、バンドルカードはプリペイドカードのため、実際にブラックの方でも利用している方は多いようです。

「バンドルカード 審査落ちた」に関する知恵袋などの口コミを調査

バンドルカードは利用者が急増しているため、インターネット上には多くの口コミが存在します。
そこで、バンドルカードを実際に使用した人たちの口コミを調査してみました。

Yahoo!知恵袋には、「ポチッとチャージ」の支払いを滞納した結果、チャージできなくなったという書き込みがありました。

バンドルカードを利用しようとしたのですが、審査に落ち、利用できません。
１ヶ月前からそんな状況です。 原因はなんだろうと思い通知を遡った所、先月は一日、先々月は二日支払いが遅れていました。
通知を一番下まで遡ったのですが、他に滞納はありませんでした。
こちらが悪いのは百も承知なのですが、どれくらいの期間利用できないと思いますか(；_；)二度と利用できないのでしょうか(；_；)

(引用：Yahoo!知恵袋)

この方は、先々月と先月に2回滞納をしています。
利用が再開できるのがいつになるかは、利用者によって異なります。

いつになったら利用できるのか確認したい場合は、バンドルカードのサポートデスクの問い合わせフォームから連絡を取ることで、2営業日以内に回答が得られます。
なお、営業時間は9:30〜17:00となっております。
(参考：リクエストを送信｜バンドルカード サポート)

次に、バンドルカードに登録し、ポチッとチャージに申し込んだものの、審査に落ちた方がいます。

バンドルカードのポチッとチャージを初めて利用するのですが、審査に落ちました。
何故でしょうか？ アプリも初めて入れました。

(引用：Yahoo!知恵袋)

この方は、バンドルカードの利用実績が全くない状態です。

ポチッとチャージは後払い方式であるため、利用者が後で確実に支払うことができると信用されるまで、利用許可が下りません。

したがって、まずは前払い方式のバンドルカードを数回利用して実績を積むことが、ポチッとチャージの審査に通りやすくなるためのコツです。

X(旧Twitter)には、クレジットカードの審査に落ちた方がバンドルカードを利用した感想が寄せられていました。

バンドルカードとかいうわけわからんやつ便利すぎワロタ
クレカ審査落ち人間だから大変ありがたい

(引用：X(旧Twitter))

バンドルカードはプリペイドカードのため、クレジットカードを作ることができない方でもカード決済が可能です。
このメリットにより、多くのユーザーにとって便利なサービスとなっています。

そもそもバンドルカードの審査とは？

バンドルカードにはいくつかの種類があり、それぞれ審査内容が異なります。
それぞれの審査内容は、以下の通りです。

なお、審査内容については、セキュリティ対策や不正防止のため、公開されていません。
最近は不正利用が増えてきたこともあり、今後は与信審査が強化される方向とのことです。

それぞれの審査について、詳しく解説していきます。

審査なしでバンドルカードの発行や登録はできる

バンドルカードは、アプリ上で作れるVisaプリペイドカードのため年齢制限なし・審査不要で発行できます。

登録の際は、スマホにアプリをインストール後に必要な情報を入力します。
登録に必要な情報は、以下の通りです。

登録の処理が完了すれば、スマホにバーチャルカードが発行されます。
事前にチャージして使用する前払い方式のため、本人確認は不要となっております。

注意点として、利用できるのはオンライン上のみであり、実店舗では使用できません。

後払い「ポチっとチャージ」は都度審査が行われる

ポチッとチャージの対象年齢は満18歳以上です。

アプリに必要な金額を入力することでチャージが可能で、事前にチャージする必要はありません。

利用した分を翌月にまとめて支払う後払い方式を採用しているため、審査が必要となります。
ただし、ポチッとチャージでは本人確認は実施されません。

審査はチャージのたびに行われ、審査に通過しなければチャージはできません。
審査結果やチャージ上限額は利用状況によって変動します。

また、利用タイミングによって後払いサービスの提供事業者がGardia株式会社またはセブン銀行のいずれかになります。
どちらの事業者が適用されるかは、チャージ画面の下部に表示されます。

「リアルカードプラス」の発行は審査がある

リアルカードプラスの発行時には審査が実施されます。
また、申込みには本人確認書類の提出が必要です。

本人確認に有効な書類は以下の通りです。

これらの書類は有効期限内である必要があります。
本人確認が承認され、審査に通過しなければカードは発行されません。

バンドルカードのポチっとチャージの審査に通らない時の代替案

バンドルカードのポチッとチャージは、毎回審査に通過しなければチャージできません。

ポチッとチャージを使用せずにバンドルカードだけで利用する方法もありますが、事前にチャージした分しか決済することはできません。

その場合、バンドルカード以外の代替手段を検討する必要があります。
代替案として考えられる選択肢は以下の項目です。

それぞれの対処方法について、順番に解説していきます。

ペイディ・PayPayなどの他の後払いアプリを利用する

バンドルカードでチャージが出来ない場合は、他の後払いアプリであればチャージができる可能性があります。

バンドルカードと同様に利用できる後払いアプリは、主に以下になります。

Kyashやあと払いペイディは、本人確認なしで利用できます。
事前にチャージして使用するため、ポチッとチャージと同様に利用できます。

PayPayカードを所有している方は「PayPayクレジット」を導入することで後払い機能が使えます。

「メルペイスマート払い」はメルカリの利用状況によって限度額が変動するため、メルカリを利用している方におすすめです。

なお、LINEPay「チャージ＆ペイ」は2025年4月をもってサービス終了になります。
(参考：LINE Payサービス終了に関するお知らせ｜LINE Pay)

現金化業者へ依頼してクレカなどを現金化する【リスクあり】

資金繰りに困った際によく用いられる手法の一つに「現金化」があります。
この方法では、現金化業者が指定する商品をクレジットカードで購入し、その代金を業者から受け取ることで現金を得ます。

ただし、クレジットカードの現金化は禁止されています。

一般社団法人日本クレジット協会は、クレジットカード現金化に関して以下のように注意喚起しています。

「換金目的でカードを利用することは、「クレジットカード会員規約」に違反する行為で、カードの利用ができなくなったり、結局は自分の債務を増やすことになります。また、犯罪や思わぬトラブルに巻き込まれるケースもあります。

(引用：クレジットカードのショッピング枠の「現金化」の誘いに注意｜一般社団法人日本クレジット協会)

もしクレジットカードの現金化を行ってしまった場合、規約違反により以下のような処分を受けることになります。

強制解約されると、その事実が信用情報機関に記録されるため、新たにクレジットカードを作ることが難しくなります。

それだけでなく、個人情報が違法業者に悪用されるリスクも生じます。
さらに、現金化によって発生した債務について自己破産が認められない可能性もあります。

このように、現金化には様々なリスクが伴うため、それを理解した上で利用を検討すべきです。

不用品を売って即金を作る

現金化は手軽に現金を手に入れることができる一方で、リスクも大きいです。

安全に現金を得る方法として、家にある不用品を売ることが挙げられます。

リサイクルショップへ持ち込む場合、その場で査定してもらえるため、すぐに現金が手に入りますが、値段がつかないこともあります。

その場合は、メルカリなどのフリマアプリへ出品する方法があります。
不用品の写真を撮り、適切な値段と説明文を付けることで出品できます。

フリマアプリで売れるものは、主に以下の品物になります。

壊れた電化製品でも「ジャンク品」として出品すれば、部品を取りたい方が購入することもあります。

意外なものが売れることもあるため、まずは家の中で1年以上使っていないものを探し、試しに出品してみることをおすすめします。

カードローンの無利息期間で一時的に立て替える

フリマアプリで不用品を売ることで、ある程度の資金を得ることは可能ですが、不用品の数には限りがあり、必ずしも売れるわけではありません。
また、出品や梱包・発送などの手間がかかり、現金が手に入るまでには時間も必要です。

カードローンの利用に関して「金利がかかる」と心配される方もいるかもしれませんが、大手消費者金融では「無利息期間」が提供されています。

主な大手消費者金融の特徴を以下の表にまとめました。

新規申込の方であれば、最大30日間無利息で現金を手に入れることが可能です。
必要な分だけカードローンで借り入れ、無利息期間内に返済することで、金利の負担をゼロにすることができます。

また、大手消費者金融は銀行カードローンと異なり、即日融資が可能です。
例えばプロミスでは、審査が最短3分で完了します。

安全かつ迅速に現金を手に入れる方法として、カードローンも良い選択肢といえます。

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この記事の監修者	山口奏太
自己紹介	金融WEBメディア運営・管理経験を活かし「お金借りる今すぐナビ」の編集・監修を担当。FP技能士３級。現在貸金業務取扱主任者・クレジット債権管理士の資格取得にも前向きに取り組んでおり、借り入れに関する疑問や不安に応えるため、常に正確で専門的な情報提供に努めています。
事業所	株式会社トイント